9月、訪問の現場から

9月に入り、朝夕はコオロギなど秋の虫の鳴き声が聞こえ始めていて、ほんのすこしですが秋の気配を感じられるようになってきました。ですが、まだまだ記録的な猛暑が9月以降も続く見込みで、夏の疲れがこれまで以上に出やすい気候となってます😥

ご利用者さまの中には「食欲がない」「体がだるい」とお話しされる方も少なくありません。私たち訪問看護師・療法士は、ご自宅で安心して過ごしていただけるよう、体調の変化を早めにキャッチし、必要なケアやリハビリを行っています。

また、訪問の現場は「その方の暮らし」に直接触れられる場所。ご利用者さまの生活に寄り添い、「その人らしい毎日」を支えるやりがいがあります。

理学療法士の役割は、筋力や関節の動きを整えることだけではありません。季節の変わり目に増える転倒や体調不良を予防することも大切な仕事です。例えば、夏の間に弱った足腰を秋からしっかりと鍛えることで、冬に向けた体力づくりにつなげています。看護師と連携しながら、服薬や体調管理を含めたトータルサポートを行うのが訪問看護の魅力です。

これからも、一人ひとりの暮らしに寄り添い、季節を一緒に感じながらサポートを続けていきたいと思います。